沖縄の農園からマンゴーを直送|伊集農園(いじゅのうえん) 伊集(いじゅ)農園は沖縄県本島の八重瀬町でマンゴーを栽培しています。真っ赤に染まった秀品(Aランク)は、贈答やプレゼントにおすすめです。ご自宅用に人気の手ごろなお値段の品も用意しております。また日本で初めてマンゴーで国際水準の安全認証AISIAGAPを取得しましたので、おいしい国産マンゴーを安心して食べていただけます。

計量法とは?意外と知らない農業と法律

はいさい、ぐすーよーちゅーがらびら!

梅雨入りし、先日梅雨明け予想を行なったブログを記載しましたが、今年の梅雨はメリハリを感じます。雨が降るときは降る、降らないときは晴れるといった感じです。マンゴーのとっていい環境ではないかと思います。

本日は計量法とは?意外と知らない農業と法律と題してブログ、小話(小説じゃないよ)をご紹介したいと思います。

農業と法律と聞くと、農地を守るための農地法や農薬取締法等を思い浮かべる方が多いと思うのですが、今回はもう少し私たちの生活に根ざした法律をご紹介したいと思います。今回は計量法と農業の関係についてご紹介したいと思います。

※1週間ほど下書きが公開されていました、お恥ずかしいです、見てしまった方はすみませんでした。。。

全然堅苦しくないお話なので、リラックスしてご覧ください。

もしこのブログを読んだ農家さんの方で、心当たりのある方は是非今すぐ行動を起こしていただけると幸いです。

 

計量法とは?

 計量法第一条(目的)

この法律は、計量の基準を定め、適正な計量の実施を確保し、もって経済の発展及び文化の向上に寄与することを目的とする。

 

計量法第二条2項(定義等)

この法律において「取引」とは、有償であると無償であるとを問わず、物又は役務の給付を目的とする業務上の行為をいい、「証明」とは、公に又は業務上他人に一定の事実が真実である旨を表明することをいう。

 

ほうほう、既に鋭い人ははピン!!ときましたかね?

 

計量法施行令第十一条(定期検査の実施時期)

法第二十一条第一項の政令で定める期間は、非自動はかり、分銅及びおもりにあっては二年とし、皮革面積計にあっては一年とする。

 

 

農家と計量法

上述しました計量法とその施行令ですが、何が言いたいかなんとなく想像がついた方も多いのではないでしょうか?

そうです、たくさんの農家さんがインターネットを使った直売や、また道の駅などの直売所で農産物を1キロだ、2キロだと計量をして販売していると思いますが、これは農家さんが持っている「計り」は全て計量法に基づくを校正(メンテナンス)しないといけないと法律に記載されているのです。

実はこの計量法、ほとんどの農家さんが知らないんです汗

以前は農家は農産物を直接売るということは少なく、市場に出して仲買人が買ってそれを小売店が買って計量販売して、もしくは共選出荷という方法をとり、そこで計量され販売などされていたので、農家がそこまで真剣に計量して販売するということはしていなかったのです。

しかし、時代は変り農家が直接消費者へ販売する販路が確保されたことにより、販売する農家が責任を持って計量し、その商品を販売するということも主流になってきました。この校正については意外とないがしろにされています。

 

都市農業地域は先駆け

直売が主流になったのは人口の多い都市農業地域が先駆けとなっています。田舎の農家より都市農業地域の農家さんはもっと前から直売をしています。彼らは自治体のウェブサイトを見て校正を2年に一回受けているようです。

実際私も千葉で働いていた際に、梨農家さんと仲良くなることがありました。彼らは観光農園で梨狩りを提供していたり、梨の直売をしていましたが、ちゃんと手持ちの計りについては校正を受けていました。

 

ASIAGAP認証と計量法

こういうときに頼りになるのが我らが安全安心のASIAGAP認証制度。では、ASIAGAPの基準文書18.2をご覧ください。

 

必須項目となっています。これは審査時に審査員から確認をされます。

 

次の写真は伊集農園で使っている実際の計りです。校正を受けた計りにはこのようなシール検定シールが貼られます。

 

トラブル防止の為に

伊集農園では直売を始めた5年ほど前から校正を毎年出荷前に行なっています。

法律上2年に1回でいいのですが、どうしても出荷後計りを使わず倉庫に保管している(1年の内10ヶ月は使用せず)ので、逆に使わなさすぎて計りが狂ってしまわないか心配だからです。手数料は1,000円ほどです。(伊集農園から歩いて1分もかからないところに、自治体から委託を受けた民間企業があり、そこにお願いしています)

実際販売しているマンゴーで表示しているKGより少ないとのクレームは受けたことがないですが、実際に計っていらっしゃるお客様もいます。(コメントで2KG入りなので2.5kG入っていたと嬉しいコメントがあったりします)もしもし足りていないという場合は、場合によってはこちらの作業ミスかもしれないですし、でも場合によってはお客様が手持ちの計りが校正されていない(家庭用であれば校正の必要はありません)ことにより、狂っている場合もあるかもしれません。そういったお話もできる可能性もあります。

せっかく買ったマンゴーが表示より足りてないなんて悲しいですし、農家のみなさんで、計りを校正していない場合は、もしかしたらこの法律を知らず、知らないまま販売している可能性もあります。是非、もしこのブログを読んだ農家さんでうちあたい(心当たりある方)

がある場合は自治体に問い合わせしてみてはいかがでしょうか?参考までに沖縄県がウェブで掲載している計りの定期検査のリンク先もご紹介します。

「知らずに死んでけ」という言葉があります。知らないまま消費者の方に誤解され死んでくのは悲しいと思います。人間は一生勉強なので、知らなかった場合は勉強して次につなげましょう。(自戒を込めて)

 

伊集農園では消費者のみなさんに対して誠実(Sincerely)でありたいと思っています。

 

参考

沖縄県

経済産業省

ASIAGAP認証について書いたブログ

安全安心な農産物とGAP認証制度

沖縄の農園からマンゴーを直送|伊集農園(いじゅのうえん)

沖縄の農園からマンゴーを直送|伊集農園(いじゅのうえん)

伊集(いじゅ)農園は沖縄県本島の八重瀬町でマンゴーを栽培しています。真っ赤に
染まった秀品(Aランク)は、贈答やプレゼントにおすすめです。ご自宅用に人気の手ごろな
お値段の品も用意しております。また日本で初めてマンゴーで国際水準の安全認証
AISIAGAPを取得しましたので、おいしい国産マンゴーを安心して食べていただけます。

屋号 伊集農園
住所 〒901-0504
沖縄県島尻郡八重瀬町字後原1133-2
営業時間 18:00~21:00
代表者名 伊集 守康 (イジュ モリヤス)
E-mail info@iju-mango-okinawa.com

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