沖縄のマンゴー栽培日誌(マンゴージャーナル2023年9月号)※ハウス整備大特集号
はいさい、ぐすーよーちゅーがらびら!
10月となりました、朝晩が涼しくなり、日がみるみる短くなってきましたが、日中はまだまだ暑い沖縄となっております。
9月の沖縄は前半は雨が降らず暑い日が続いておりましたが、後半に差し掛かり沖縄独特のかたぶい(本当に局地的なスコール)が激しく、晴れたり雨が降ったりという天候でした。10月は既に台風が接近する予報がされており、どのような月になるのか、大きい災害等がないことを祈るばかりです。みなさまいかがお過ごしでしょうか?
さて、本日は沖縄のマンゴー栽培日誌(マンゴージャーナル2023年9月号)※ハウス整備大特集号と題して9月に行なった作業についてブログを更新したいと思います。
伊集農園ではASIAGAP認証(ASIAGAPについて知りたい方はこちらから)を受けているため、毎日細かく作業日誌を作成しています。9月に作業を行ったマンゴー栽培の記録を一部皆様にご紹介したいと思います。
ASIAGAPについて知りたい方は下記のブログリンク先からもご覧になれます。
8月のマンゴー栽培の復習(8月のマンゴージャーナルの復習です)
既に学習して復習が不要な方は下の9月号へお進みください!
8月は切り戻しという形で木をコンパクトにするよう枝を切り詰めました。
徐々に来年実がつくであろう新芽が出てきており、来年に向けて木が力を蓄えています。
ハウス整備を行なっています。地味な作業ですが、ハウスがなくなってしまうとマンゴー栽培に影響が出てしまいます。
伊集農園の9月のマンゴー栽培日誌(マンゴージャーナル9月号)※ハウス整備大特集号
伊集農園の9月の作業 (パイプハウスのパイプの更新)
腐植したパイプの交換を行ないました。
伊集農園のパイプハウスは既に30年以上経過しています。本来のパイプハウスの耐用年数を優に超えてしまっており、毎年のメンテナンスが必要です。
今回3棟のパイプハウスのパイプを交換しました。
パイプの値段は年々上昇しており、もちろんこの作業を外部に委託する場合は人件費も上がっておりますので、軽く何百万してしまいます。
実はこのパイプハウスですが、沖縄のマンゴー農家の中では古代の栽培方法となっています。
現在の主流は鉄骨ハウスです。鉄骨ハウスは頑丈で、大きく作られています。しかし大きくより頑丈で作られていることから、自分たちでメンテナンスをすることができずほぼ全ての農家が専門の業者に外注しているようです。しかし中にはメンテナンス費用が捻出できず離農する方もいるようです。
パイプハウスだと台風の被害を強く受けてしまいますし、温度管理が鉄骨ハウスより難しいようで、このような理由から現在の主流は鉄骨ハウスとなっています。
伊集農園のパイプハウスは私の祖父と父が自費で建てています。その際に自分たちでメンテナンスができないと営農が継続できないと判断しパイプハウスにしたそうです(本当は鉄骨ハウスを建てるお金がなかったと思います笑)
仕事柄県内外のハウスを見ましたが、今まで全て自費でハウスを建てた農家さんは数少なく、基本的に国や自治体の補助金で建てている方がほとんどです。私は伊集農園のパイプハウスを大事にしたいと思います。
キャップにカメラを付けて作業を一部撮影しましたので、見苦しいところが多々ありますがご覧ください。
高所恐怖症の方はご遠慮ください。
マンゴー収穫への道のり(10月号への予習)
・10月は芽カキと誘引を主に行なう予定です。
沖縄の農園からマンゴーを直送|伊集農園(いじゅのうえん)
伊集(いじゅ)農園は沖縄県本島の八重瀬町でマンゴーを栽培しています。真っ赤に
染まった秀品(Aランク)は、贈答やプレゼントにおすすめです。ご自宅用に人気の手ごろな
お値段の品も用意しております。また日本で初めてマンゴーで国際水準の安全認証
AISIAGAPを取得しましたので、おいしい国産マンゴーを安心して食べていただけます。
屋号 | 伊集農園 |
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住所 |
〒901-0504 沖縄県島尻郡八重瀬町字後原1133-2 |
営業時間 | 18:00~21:00 |
代表者名 | 伊集 守康 (イジュ モリヤス) |
info@iju-mango-okinawa.com |