沖縄のマンゴー栽培日誌(マンゴージャーナル2月号)
はいさい、ぐすーよーちゅーがらびら!
今回は沖縄のマンゴー栽培日誌(マンゴージャーナル2月号)と題してブログを更新したいと思います。
伊集農園ではASIAGAP認証(ASIAGAPについて知りたい方はこちらから)を受けているため、毎日細かく作業日誌を作成しています。3月も半ばですが2月に作業を行ったマンゴー栽培の記録を一部皆様にご紹介したいと思います。
ASIAGAPについて知りたい方は下記のブログリンク先からもご覧になれます。
1月のマンゴー栽培の復習(1月のマンゴージャーナルの復習です)
既に学習して復習が不要な方は下の2月号へお進みください!
先月は1月号として1月のマンゴー栽培にかかる作業内容等を掲載しました。
沖縄ではマンゴーのシーズンは6月~9月であること、大まかなマンゴー栽培の説明、そして1月に行った作業内容として、ハウスのビニールの被覆、灌水の準備、加温の準備を紹介しました。
まだ読んでいない方はこちらから。
伊集農園の2月のマンゴー栽培日誌(マンゴージャーナル2月号)
伊集農園の2月のマンゴーの木の状態
・1月にハウスを被覆をしたことから、雨に打たれていません。マンゴーの木にストレスがかかってきています。水をあげないなんてかわいそうだ!と思う方もいると思いますが、乾期の状態がないと花が開花しないようです。
・昨年伊集農園でマンゴーの花が開花しないという、マンゴー栽培始まって初めての危機的状況が起きました。あくまでも推測でしかないのですが、マンゴーのハウスを被覆する前(2020年12月頃)に雨に多く打たれてしまったこと、保水性の高い土壌ということもあり、マンゴーの木に乾期の状態を造り出すことができず、樹勢が強いままマンゴーの木が開花シーズンに到来してしまったことが原因と考えています。2020年12月の雨量がどれだけ多かったか、以前沖縄の気候とマンゴー栽培というブログで沖縄の気候と東京の気候を対比している記事がございますので、是非読んでください。(その影響で2021年伊集農園ではかなりマンゴーが不作となってしまいました。)
・一部の木ではマンゴーの花芽がだんだんと伸びてきています。ここからは1日1日で変化が激しいです。
みつばちの導入
・2月中旬から、みちばちも導入しています。一斉に開花というわけにはいきません。花芽はあっという間に成長し開花してしまいますので、みつばち様にがんばってもらい大きなマンゴーを作れるようにしています。マンゴーは基本的に人工的に受粉ができないとされているようで受粉昆虫を使います。花の様子をうかがいながら3月中がんばってもらいます。
みつばち様の巣箱です
マンゴー収穫への道のり(3月号への予習)
この2月頃から花芽が目に見えて伸びてきますので、作業する私たちもわくわくしてきます。花が咲けばいいというものでもなく、花が30センチほど長い花が咲いてほしい、花の茎がしっかりとしている花が咲いてほしい、可能な限りばらつきなく咲いてほしいと思いながら作業を行っております。
今ブログを執筆している現在は花吊りを行っています。花吊りというのは、花を綺麗に吊り換気をよくし、綺麗なマンゴーを作るための重要な作業となります。花吊りは一巡目、二巡目、三巡目と農園を何度も何に日もかけて行う作業です。前述したとおり花はばらつきがありますので、1回吊り下げ、1週間後にはまた別の花が開花してそれを吊り下げと、それを繰り返します。また4月にマンゴージャーナル3月号を記載したいと思います。その際は満開のマンゴーの花を掲載する予定ですので、是非楽しみにお待ちください。
では、またやーさい。
沖縄の農園からマンゴーを直送|伊集農園(いじゅのうえん)
伊集(いじゅ)農園は沖縄県本島の八重瀬町でマンゴーを栽培しています。真っ赤に
染まった秀品(Aランク)は、贈答やプレゼントにおすすめです。ご自宅用に人気の手ごろな
お値段の品も用意しております。また日本で初めてマンゴーで国際水準の安全認証
AISIAGAPを取得しましたので、おいしい国産マンゴーを安心して食べていただけます。
屋号 | 伊集農園 |
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住所 |
〒901-0504 沖縄県島尻郡八重瀬町字後原1133-2 |
営業時間 | 18:00~21:00 |
代表者名 | 伊集 守康 (イジュ モリヤス) |
info@iju-mango-okinawa.com |