農作業の見える化(マニュアル化)と伊集農園のマンゴーへの取り組み
はいさい!
伊集農園です。
本日の(日は変わってしまいました)がっちりマンデー見ましたか?
農のマッチングサービスで、「株式会社アグリトリオ」という会社が特集されていました。あの家具大手のニトリの会長が注目しているとのことでした。その番組の感想と、伊集農園の取り組みについてブログにしたいと思います。
農業は誰にもできるものなのか?
農業というものは言い方は非常に悪いかもしれないですが、「誰でも簡単にできる」と思われがちであると私は考えています。自然が好きだから農業をやる、定年退職後は暇つぶしに農業をやる、そう考えている人が多いような気がします。言い方を変えればハードルが低いのと捉えられがちであると考えています。しかしどちらかというと、寿司職人や大工さんのように、非常に熟練した技術が必要と私は考えています。
※実際農業の新規参入は非常にハードルが高いです。農地の取得が法律上非常に厳しいものとなっています。今後新規就農についてもブログを書きたいと思います。
しかし、その寿司職人さえ、今は少し簡単に学校を通うとかなり効率よく開業できると話題の学校があります。最近流行の食パン専門店も同様です。それは今まで考えられていないとても驚くことで、職人になるには長い年月が必要ではなく、効率的にマニュアルを作成し、それを学べばある程度仕事がもうまくこなせることができると言うことです。
農作業の見える化(マニュアル化)の必要性
株式会社アグリトリオでは、農作業を手伝いたい素人の方と、ピンポイントで手伝ってもらいたい農家さんをマッチングするのですが、作業マニュアルを見える化し、手順や工程を丁寧に学べるとのことでした。よって、作業時は素人の方もある程度作業工程がわかり、スムーズに農作業が進むとのことで、非常に効率的でした。
オイシックスの髙島社長が、「農家は農作業を丁寧に教えない(髙島社長はシャイだからと言ってましたが、私は農家さんが理論的に農作業を教えることができない、熟練した感覚や勘を根拠に、作業していることが問題であると思っています)」とおっしゃっていました。
農作業の見える化(マニュアル化)と伊集農園のマンゴーへの取り組み
伊集農園でも、マンゴー栽培については、今まで職人である父の感覚や勘を頼っているところが多かったのですが、ASIAGAPへの取り組みを行う際に、大枠の作業について見える化を行っています。また感覚や勘でよいマンゴーを作れない、毎年いいマンゴーを作るにはやはりデータを分析し、農作業の効率化を図る必要があります。マンゴー栽培は非常に難しく、未だに手探りの部分も多いです。伊集農園の今後の目標は、気温や、天候、降雨を作業日誌から分析し、病害虫の発生と効果的な防除、受粉の効率化や、高品質なマンゴーを栽培する方法を、理論的に分析することだと考えています。
では、またやーさい。
沖縄の農園からマンゴーを直送|伊集農園(いじゅのうえん)
伊集(いじゅ)農園は沖縄県本島の八重瀬町でマンゴーを栽培しています。真っ赤に
染まった秀品(Aランク)は、贈答やプレゼントにおすすめです。ご自宅用に人気の手ごろな
お値段の品も用意しております。また日本で初めてマンゴーで国際水準の安全認証
AISIAGAPを取得しましたので、おいしい国産マンゴーを安心して食べていただけます。
屋号 | 伊集農園 |
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住所 |
〒901-0504 沖縄県島尻郡八重瀬町字後原1133-2 |
営業時間 | 18:00~21:00 |
代表者名 | 伊集 守康 (イジュ モリヤス) |
info@iju-mango-okinawa.com |